20代会社員が経済的自由を目指す投資ブログ

20代会社員です。 投資初心者の20代会社員に向けて米国株、投資信託に関するブログをはじめました。 経済的自由になってセミリタイヤすることを目指しています。

スポンサーリンク

ひふみプラスの今後の運用方針【ひふみアカデミー2019年2月】

ひふみプラス

「2019年1月のひふみプラスの運用状況と今後の運用方針のまとめ」

 

この記事ではひふみアカデミーに基づくひふみプラス(ひふみ投信)の運用方針の解説を行います。

2019年1月はひふみプラスの基準価額は6.6%増加し、対象指数であるTOPIX(配当込み)を上回る成績でした。運用部は昨年12月の株価下落、今年1月の株価上昇を経て、2月の市場は比較的落ち着くことを予測しており、銘柄の選択が重要になると考えています。そのため5G関連企業を中心に慎重な銘柄選択を続けるとのことです。

※記事のデータは2019年2月9日時点のものです。

0.ひふみプラスとは

ひふみプラスは「ためて、ふやして、進化する。」がキャッチコピーの、主に日本の成長企業を投資している今一番人気のアクティブファンドです。以下の記事で詳しく紹介しています。

 

顔が見える運用を特徴として挙げているひふみプラスの運用責任者が、運用状況について報告するセミナーです。毎月開催されており、動画はYouTubeに投稿されています。

ひふみアカデミー2019年2月 - YouTube

2.ひふみアカデミーの内容要約

以下ひふみアカデミーの内容の要約です。

(1)2019年1月の振返り

①基準価額の推移

2019年1月は6.6%の増加であり、対象指数であるTOPIX(配当込み)を上回る成績だった。しかし昨年10月からの下落から見るとまだ回復途中である。

基準価額の推移_ひふみプラス_2019年1月

騰落率_ひふみプラス_2019年1月

出典元:ひふみプラス月次運用レポート2019年1月度

②相場の概況

小売以外の全ての業種で上昇した。

③運用部の所感及び対応

1)昨年12月のパニック相場は終わった。今年1月は上昇傾向だったが、2月は上昇も下落も限定的と考えている。銘柄の選択が重要になると考えている。

2)保有銘柄は「ガンホー・オンライン・エンターテイメント(以下ガンホー)」と「アンリツ」の割合が増えた。いずれも前から保有していたが、決算が良かったため、株価が上昇した。「ガンホー」は昨年12月から上昇したため少し利食いした。「アンリツ」は5G銘柄の筆頭であるが、担当者の話ではこれから更に成長が見込めるとのこと。「ネットワンシステムズ」も5G銘柄で、通信機器の更新が好調で上方修正し、株価が上がった。

3)保有銘柄分類は内需グロース(国内需要成長重視)中心であることに変わりはなく、2019年1月の高パフォーマンスに大きく貢献した。海外株はFOMCの利上げ見送りの報道により、SaaS(サーズ:Software as a Service)を中心とした月額課金のビジネスのグロース株が好調だった。

※5G:第5世代移動通信システム

※FOMC(Federal Open Market Committee_連邦公開市場委員会):アメリカの金融政策を決定する会合

※SaaS(Software as a Service):ネットワークを通じて客にアプリケーションソフトの機能を必要に応じて提供すること

(2)トピック1:世界的株価急落の背景

①世界的株価急落の要因

2018年後半の株価下落に明確な原因はなかったが、諸問題が重なって売りにつながったと考えられる(米中貿易戦争、米FRBの利上げ、日銀の金融緩和縮小への懸念、日本消費増税への懸念、トランプ政権の問題、英EU離脱等)。そのため2017年までの「適温相場」から「極寒相場」となった。

②2019年1月の相場

1)2019年1月に入ってから急落の懸念材料が無くなったり、少なくなったりしつつある。(米FRBの利上げ、原油市況下落、米中貿易戦争、など)

⇒そのため昨年売られすぎていた(株価が大きく下がった)銘柄が大きく回復した。
また外国人持ち株比率の高い銘柄も大きく回復した。

2)アップルショック(1/2)、米ISM製造業景況指数の悪化(1/3)により急落もしたが、中国の経済対策発表や、米国半導体企業の決算の好調などから月全体でみると平均株価は回復した。

(3)トピック2:中小企業の景況感、大企業の業績

①中小企業の景況感

中小企業の景況感は低下した。特に売上げ見通しDIは大きく下げた。現場の多くが現状良くないと考えている。

※売上げ見通しDI:今後 3 ヶ月間の売上見通しについて、「増加」、「横ばい」、「減少」の選択肢を用意した質問について、「増加」と回答した割合から「減少」と回答した割合を引いたもの

②大企業の業績

1)2018年10月~12月期では東証一部上場企業の業績も下降傾向である。今まで好調だった製造業、半導体関連、IOT関連企業に加えて新興企業(サイバーエージェントなど)も業績を下方修正している。一方で「アンリツ」や「ガンホー」など上方修正している企業もある。こういった局面ではひふみ投信の強みである企業分析・企業選択が活きてくる。

2)第3四半期決算は事前予想に対して下振れた企業が多かったが、織り込み済みだったため決算発表後に株価は戻った。これは昨年末の下落による恩恵である。しかし警戒も根強く、上方修正した銘柄は逆にあまり株価が上がらなかった。

(4)トピック3:FOMCの政策金利の調整様子見

1)FOMCが政策金利の調整を様子見したことにより、グロース株への物色が強まっている。ここはひふみ投信の得意分野である。

2)FOMCは利上げは不要であることを示唆しており、評価を変えてきている。当初予測よりも早急に資産縮小を停止し、バランスシート正常化への修正を示唆した。

3)これを受けて特に米国市場は素早く回復し、ひふみ投信の高パフォーマンスに寄与した。

4)日本株は米国市場の影響を強く受け、上昇を見せた。

(5)トピック4:東証が市場区分見直し検討へ

1)東証第一部、東証第二部、マザーズ、JASDAQの市場再編を検討
市場を整理して分かりやすくすること、企業価値・品質を高めることが目的である。

2)東証一部上場の在り方の見直し
現状東証一部に企業が集中しており、解消が望まれている(東証一部上場企業2131社、残り3市場の合計企業数1492社)。東証一部に残す企業は時価総額500億円以上という説が有力である。ひふみ投信の構成で時価総額500億円の企業はわずかな割合であり、影響はそこまでないと考えている。

3)企業価値向上をないがしろにする企業の根絶。
一部上場していながら決算説明会を行わない企業、取材対応を受けない企業が多くある。株式市場全体の成長や、世界からの評価を維持するため改善が望まれている。 

3.感想

(1)2019年2月以降が本当の勝負であると感じた。

今回は2019年1月の運用状況を早々に終わらせ、トピック部分(昨年末の世界的株価急落や日本の経済状況)に多くの時間を割いていました。昨年12月は全面安、今年1月は全面高と良くも悪くもわかりやすい展開だったため、2019年2月以降がファンドとしての真価が問われると運用部も認識しており、多くの分析をしているようでした。

(2)5G関連企業への注目は継続

「アンリツ」や「ネットワンシステムズ」が話題に出るなど、依然として5G関連企業に運用部が注目していることがうかがえました。5G関連企業の運用成績が今後のひふみ投信のパフォーマンスに大きく影響しそうです。

 

投資は自己判断で行いましょう。

ご覧いただきありがとうございました。