年に1回の投資家待望のイベント。日経IR・個人投資家フェアに参加しました。
新たに出会った注目銘柄2つも紹介しています。
※記事のデータは2019年8月29日時点のものです。
0.日経IR・個人投資家フェアとは
日経IR・個人投資家フェアは日本経済新聞社が主催の日本最大級のIRイベントです。
毎年1回のペースで開催され、第14回となる2019年は8月23日(金)と24日(土)に東京ビッグサイトで開催されました。
内容は出展者企業の出展ブースで最新の情報の収集、企業説明会の開催、有識者による講演会など盛りだくさんの内容でした。
興奮して会場内の写真を撮り忘れたので、HPに掲載されていた過去の開催状況を載せておきます。↓
1.講演会の概要(大和証券:木野内栄治氏)
題:年度後半の景気回復・株高シナリオへ
2019年度の後半の株価の変動に関する内容の講演でした。
以下講演会の概要です。↓
(1)米国株について
○米国株価は今後も米中貿易戦争の影響に左右される。
○歴代大統領任期(全4年)の3年目は4年目の大統領選を見据えて株価を上げる政策等を実施するため、株価が上昇しやすい傾向である。この傾向は再選を見据えているトランプ大統領も例外ではないと考えられる。そのため、年度後半はトランプ大統領としては米中貿易戦争を緩める動きに入ると考えられる。(しかし再選を阻止したい中国側は強硬な姿勢を続けることが考えられる。)
○具体的には外需より内需が伸びると考えられる。政策としては公共事業を増やす動きがあり、道路等の建造物インフラや、ブロードバンドなどの通信インフラが伸びることが想定される。
○具体的に伸びる業種は半導体、機械、5G関連と想定される。
(2)日本株について
○米国株に合わせるように年度後半から株高になると考えられる。
(3)感想
この講演を聞けただけでも言った価値があったと感じた。
この記事では具体的なデータは示していませんでしたが講演会では様々なグラフと合わせて上記の内容について根拠と共に説明しており、とても説得力のある内容でした。木野内氏の説明もわかりやすく、ファンになってしまいました。個人的にはこの講演会を信じて年度後半に向けて株の買い増しを行いたいと考えています。この講演を無料で聞くことができたのはラッキーだったと思います。
2.気になった企業2選(2019年8月29日のデータ)
会社説明会で気になった企業は以下の2つです。今後購入を検討したいと思います。
(1)株式会社船井総研ホールディングス
業種:総合経営コンサルティング
経営:7期連続増収増益
配当:8期連続増配中(配当利回り1.59%)
株価:2,196円
ポイント:総合経営コンサルティングの為認知度は低い。PERは30倍程度と割高水準であるが、総還元性向(自己株買い+配当)は50%を目標としており株主思いの会社。
(2)メック株式会社
業種:電子基板・部品製造用薬品の開発製造販売、および機械装置、各種資材の販売
経営:7期連続売上増
配当:増配中(配当利回り2.00%)
株価:1,303円
ポイント:電子基板・部品製造用薬品はインテルのパソコンでも使用されている。5G関連銘柄として更なる成長が期待される。株主優待はQUOカード:100株以上1,000円分、1,000株以上で2,000円分。
投資は自己判断で行いましょう。
ご覧いただきありがとうございました。